1.オールド台湾
作詞:古舘佑太郎
作曲:古舘佑太郎
海の向こうは 親日のアジアン
希望がないのなら 探しに出掛けようぜ
夜は屋台で盛り上がろう
愛を捨てて 思想なんていらんよ
最前を越えて 目の前の壁は
君達がぶち壊せよ!
オールド台湾 行ってみ台湾
正に理想の国
踊る獅子と龍と 爆竹がチンドン
目を閉じればそこは台湾!!
最高でサイコ 好きな人は皆
“温故知新”と 叫んで最後は
あの土地に骨埋めたアルヨ
オールド台湾 ずっとい台湾
正に理想の国
ボイルド雲呑 オイルド山椒
口にしたらそこは台湾!!
イ尓好 我是(リィホグワシー)
優しい心をした日本人(ジップンラン)です
謝謝 再見(トーシエ サイキェン)
またいつか
オールド台湾で会おう
オールド台湾(台湾) 自由でい台湾(台湾)
正に理想の国
オールド台湾 恋もし台湾(台湾)
目を閉じればそこは台湾!
2.曇り空
作詞:古舘佑太郎
作曲:古舘佑太郎
情けを探すためのミュート
悲しみを歌うロックンロール
誰かに捧げたベースライン
それは意味を持つのか
サガンの描く世界
少しだけ覗いてみたいな
不可解な森はどこまでも
続いてる気がしてた
僕はまだまだやれるのさ
それはまるで自らに祈るように
いつだったか君は笑う
鞠をついて遊ぶように
いつだったか僕は言った
お願い 手を離さないで
君と僕はどっちが迷ってる
それはまるで空虚の曇り空
君と僕はどっちが迷ってる
それはまるで空虚の曇り空
それはいつかの曇り空
3.SAD GIRL
作詞:古舘佑太郎
作曲:古舘佑太郎
サッドガールは飽きやすくて僕の事なんか
ほんの少しの時間で忘れちゃうだろう
僕らはちっぽけでひとりでは何も
出来なくてただ泣くだけだった
ささやかな事で傷ついた僕らは
あの日の空を忘れられないんだ
いつかはゲルニカのような美しさ
あなたにも伝わりますように
旅に出ようかあなたのいない場所へ
忘れたい事ばら撒いて
いつかまた思い出さないように
空に向かって叫んでみた
冷たいようで優しくて
まるであなたと似ていました
本当じゃなくても偽物でも良いんだ
あなたの小さな優しさがあったら
涙なんかいらないんだ
届いてるかなこの気持ち
1人しか愛せないから
サッドガールが忘れられないよ
空に向かって叫んでみた
凛として輝いて
少しあなたを思い出した
こんな事もう言えないや
君からはもう言ってくれないの?
本当に忘れちゃうのかな
僕たちの白い日々
いつか僕も忘れちゃうのかな
空に向かって泣いてみた
涙に溶けたあの笑顔
いつか僕も忘れちゃうのかな
4.夏の夜
作詞:古舘佑太郎
作曲:古舘佑太郎
さっきから見当たらない
自動販売機の光探す
僕は夏の虫
終電は間に合わない
タクシーも見つからない
僕には心がない
幽霊たちは今夜も酒盛りをして
後悔 思い出話 歌にしよう
あいつら人間には内緒だぜ
真夜中にキッチンで
ブラッドオレンジジュースを
飲み干した僕は悪魔のよう
夜明け前の祭りの後は
煙草の煙だけが漂ってた
あいつら人間には内緒だぜ
5.サリンジャー
作詞:古舘佑太郎
作曲:古舘佑太郎
きっと僕らの言葉は宙を舞い
何かを求めて彷徨い続けてる
いつだって いつだって
青春かぶれのリリーが泣いている
壁を破れず 少年は迷ってる
そんなんだって そんなんだって
そうやって僕等は 何もないのに
失くしたふりして
クルッと 狂っと 回ってる
そうさ僕らは誰もが恋をして
そのたび僕らは誰もが涙する
いつだって いつだって
失ってはじめて気づいたことや
離れていく切なさを憶えたり
そうやって そうやって
そうやっていつかは 何もないのに
忘れたふりして
クルッと 狂っと 回ってる
ねえサリンジャー 今でも憶えてるかい
そう それはいつかの風に舞って
いつだっけ 思い出す
最終バス君のいつもの笑い声
最前列見守る眼差しも
いつだったっけ いつだったっけ
いつだっけ僕等は 何も無いのに
失くしたふりして
いつだっけ いつだって
いつだって いつだっけ
迷ってる
6.フランシスコサンセット
作詞:古舘佑太郎
作曲:古舘佑太郎
フランシスコサンセット踊る前に
いつもトイレに行ってた
フランシスコサンセット仮面を取れよ
それじゃキスもできないだろう
あれから三年が経ち僕は
立派な絵描きになった
君が今何してるかなんて
考えて描くそんな日々
そしたら少しずつお金が入る
目が覚めたら女が横が寝てる
そして絵が下手になる
日は昇る昼過ぎに夢の国
パリスのレコード買う
磨り減った針を替えに遅くなる
ポテトスープの匂いがする
地下鉄は今日も笑って走る
お洒落なレディはどこかに向かう
そして絵が下手になる
フランシスコサンセット眠る前に
いつもトイレに行ってた
フランシスコサンセット化粧を取れよ
それじゃ素顔が見えないだろう
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